東京大学医学部 構造生理学 柳下 祥

東京大学ニューロインテリジェンス国際研究機構(WPI-IRCN) 河西春郎

大脳のシナプスの運動性は心の成立や精神疾患に深く関係することを見出し、更なる謎の解明を進めています。

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研究概要

我々の心を作る学習はどの様に起き、記憶はどの様に脳に蓄えられるのでしょうか。大脳では神経回路を構成する興奮性シナプスは樹状突起にある特徴的な棘様の構造、樹状突起スパインにできます。我々の研究室では光学的・分子生物学的な手法を運用して樹状突起スパインの性質を明らかにする研究を展開してきました。そして、シナプスの増強時にスパインが増大運動を起こすことを、海馬、大脳新皮質や基底核で見出しました。そして、この増大が個体の記憶と関係すること示しました。スパインの動的な挙動は神経修飾因子や向精神薬、そして依存性物質的の作用に深く関連することもわかっていました。即ち、スパインにより形成される神経回路は学習・記憶、知覚、情動の基盤となり、それらの障害により精神疾患が起きると考えられます。そこで、その動的特性の解明を続けると共に、動特性を利用した光学的分子プローブを作成して、学習やその他の認知機能を解明する研究を進めています。


新着情報

2022年810日(

河西教授の医学部最終講義YouTubeに公開しました。

2022年89日(

河西が医学部退職・日本学士院賞受賞記念誌を公開しました

2022年725日(

宮下梨菜さんが研究補佐員として参加しました。

2022年7月24日(

柳下祥講師が日本神経科学会奨励賞を受賞しました。

2022年4月1日(

河西がニューロインテリジェンス国際研究機構の特任教授に就任しました

2022年3月16日(水)

来年度以降の医学部大学院生博士研究員の募集をしています。

2022年3月14日(

河西教授が日本学士院賞・恩賜賞を受賞しました。

東大新聞「神経が神経を「押して」情報伝達?!」 学士院賞・恩賜賞受賞記念インタビュー

202233日(木)15:30-17:00

河西教授の医学部最終講義が鉄門講堂とZoomで開かれました。

2022年2月4日(金)

山口健治君の時間枠行動実験の論文がSci. Repに発表されました。

2021年1125

我々の樹状突起スパイン増大によるシナプス圧応答の論文Natureに発表されました。

紹介記事 F1000 Recommendation Nature Briefings

natureダイジェスト「ニューロン間の情報伝達は押す力でも引き起こされる!」

テルモ生命科学振興財団 生命科学DOKIDOKI研究室

2021年07月1

我々の樹状突起スパインの総説が Nature Reviews Neuroscienceに発表されました。

2021年0515

坂田由紀さんが研究補佐員として参加することになりました。

2021年03月16日

有馬知輝君が大学院生として参加しました

2021年03月02日

衛藤史博君が博士研究員として参加しました